お知らせ:

2024/9/9   RPDの真意 3を公開

2024/8/20  総合統計解析ツール  Basic_stat_342に更新

2024/7/29   ガントチャート作成ツール  Basic_gantt_000を公開

2024/7/15   ソフトウェアテストでの網羅率計算  Debug_106を公開

2024/7/11   総合統計解析ツール  Basic_stat_341を公開


 米国モトローラから始まった統計的な顧客満足度向上のための業務改革手法である。

製造部門での品質改善にとどまらず、設計、研究開発、サービス、営業、事務、ロジスティックなどのあらゆる部門を巻き込んだ全社プロジェクトが実行され、場面に応じたさまざまな手法が用意され、科学的で効率的な改善が行われる。

上流工程ではDFSS(Design for Six Sigma)と呼ばれる、市場分析、ロバスト設計、許容差設計など、品質工学の手法が多く用いられる。

 品質工学とは、田口玄一博士による提案を元に多くの手法が発展してきている。その対象により多くの手法が含まれている。

パラメータ設計:直交表を用いた設計最適化手法で、未知のノイズに対する安定性の評価を行う

MT法:正常・異常の判別や多次元項目による予測手法など、既存の手法とは異なる観点での手法である。

オンライン品質工学:生産工程において、通常、検査による管理が行われるが、その方法や頻度に対し、適切な方法を提案する。

ソフトウェアテスト:ソフトウェアの検査はデバッグと呼ばれ、多くの組み合わせ条件のため、膨大な工数とバグ発見漏れが発生する。効率的な探査を提案する。


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Basic Stat

Excelベースの総合SQCツール

各種の統計分析、多変量解析、MT法、パレート図、管理図などを網羅

 

DOE

パラメータ設計や実験計画法の分析ツール

各種SN比、静特性、動特性に対応

膨大な直交表から最適な実験計画が可能

近直交表にも対応

 

現状分析や改善には、正確なデータが欠かせません。少ないデータから最大の情報を取り出す必要や、ビッグデータから、複雑な関係を読み解く必要など、統計による分析力は欠かせません。Six Sigmaも品質工学も、その実践には統計の知識が必要であり、さらにそれを専門家だけに頼らず、多くのメンバーが使い、その解析結果を互いに理解や議論できる環境は組織にとって重要です。

直交表とはラテン方角とも呼ばれる特定のルールに基づく表であり、この表を用いることで、多くの因子の多水準の効率の良い組み合わせを提示することができる。

シックスシグマでのDesign for Six Sigma(DFSS)のツールとして、また品質工学でのパラーメータ設計、ソフトウェアテストなど、活用が多い。

直交表には多くの種類が存在し、そのいくつかは自動で作成する方法も知られている。

その作成が困難なものもあり、作成されたものを活用するほうが楽なことが多い。

ここでは、既知のものを集め、未知のものは自分で探査作成し、掲載している。間違いなどあればご指摘ください。